受験と大阪大学合格と男子大学生
受験期
僕が受験勉強を始めようと思ったのは、たしか三年生の9月の後半あたりからでした。
それまで僕がどのような勉強生活を送ってきたかというと、学校と部活が終わって家に帰るとまずはYouTubeを夕食の時間まで見て、夕食を食べ終わったら再びYouTubeを見出したり、ゲームをしたりしていました。
そうしているうちに、寝落ちしてしまっていたので夜は勉強する時間は無く、朝もぎりぎりまで寝ていたので朝に勉強するということもありませんでした。
そして、休日になれば部活がない限りは、一日中家から出ないでひたすらにゲームをしたりしていました。
そのため、当然、週末課題をやっているはずもなく、月曜日には毎回お残りをさせられていました。こんな怠惰な生活を送っていた僕が勉強に関して誇れることがあるとすれば、それは、授業を集中して受けていたということです。
集中度に関しては、学年の中でもかなりのものであったろうと自負しています。また、週末課題はやっていなかったとは言いましたが、お残りをさせられている時間だけは、その課題に真面目に取り組んでもいました(後半からは、自分のやりたい科目ばかりをやっていましたが…)。
三年生の後半になってからは、受験勉強を始めようと決意したわけなのですが、ここで一つ大きな問題がありました。それは、結局家で勉強時間を作れないということでした。
それまでゲームや動画ばかりで、ほとんど家で勉強などしてこなかった人間が勉強しようと思ったところでなかなかその生活から抜け出せるはずもありませんでした。
そのため、僕は解決策として朝早くに起きて勉強することにしました。僕は、この朝勉強が想像以上に効果的で自分に合っていたと今になると思います。
僕は性格的に、短い時間に集中して勉強するタイプだったので、限られた時間しかない朝はゲームをする暇もなく勉強かできました。ですので、自分のようになかなか集中できない人は朝勉強がオススメです。
具体的には、20時には寝落ちして、一度風呂に入るために起き24時には再び寝、勉強するために3時半には起きて、そこから150分の勉強といった感じでした。
センター試験までも、そこからの二次試験までもそのような生活を送っていましたが、うんざりするほど言われていた通り試験まではあっという間だったので、皆が口々に言うはずだと納得しました。
結果的には、志望校に合格できたため後悔は無いのですが、もっと前もって勉強を始めていれば安心して受験に臨めただろろうとは思います。
全く誇れない勉強の仕方をしてきましたが、自分なりにアドバイスできることは一つ目は、国数英はサボらないということです。(自分は、数学が全然できなかったのでほかの科目で補うのが大変でした)。
二つ目は、自分に足りてないのが何なのかを考えることです。数多く出されるであろう課題に盲目的に従ってどれも中途半端にするくらいなら、自分で決めたものを徹底的にやった方が良いと思います。
参考書
英語 …文法 (DUAL SCOPE)、単語 (シス単)この二つで自分の英語の勉強の7割、プラスαで単語は(鉄壁)をやりましたがこれはシス単+難単語といった感じなので単語力で差をつけたくて余力のある人向きです。リスニングは学校でのみ勉強しました。
数学 …センター試験直前にセンター過去問22年分を解きました。この方法はオススメしません。おそらくセンター試験の結果も6割程度になったと思います。
国語 …センター試験対策は学校で渡された過去問集。
二次試験対策は、この時期になると添削指導が始まるのですが、自分が指導してもらった先生が本当に良かったです。解法があやふやと考えられがちな国語ですが教えてもらううちに論理的に解答を作れるようになれました。
世界史 …センター試験対策 参考書(時代と流れで覚える!世界史B用語) 勉強を始めるのが遅くて時間がない人にはオススメ。ただし、地域ごとには時代順になっているが、同時期の他地域との関係は掴みにくいので二次試験向きでは無い。やるのなら、世界史資料集の後ろの全地域の時代の流れが載っているところを見ながらやるのがいいと思います。
政治、経済 …センター試験の過去問が学校から渡されたり、模試を収録した問題集をやりました。自分は(政治、経済集中講義)という参考書もやりましたが余力がある人向き。ある程度知識が無いと挫折すると思います。
倫理 …参考書(蔭山のセンター倫理)人物と語句がわかりやすくまとめられているので良かったです。センター試験の倫理は、人物と語句の関係がしっかりわかっていれば割となんとかなるのでおススメです。
地学基礎、生物基礎 …教科書とセミナーの内容を全て覚えるようにしました。問題は、学校で配られる過去問と、購入することになる模試収録の問題集をしました。
それじゃーまた次回<(_ _)>